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勤怠管理システム比較|主要4社の月額料金と打刻方法を実額で

勤怠管理システム比較|主要4社の月額料金と打刻方法を実額で

月末、タイムカードの束を電卓で集計し、遅刻早退と残業を一件ずつ拾い、有給の残日数をExcelで管理する。給与計算の担当者は、勤怠の締めが終わるまで作業に入れず、深夜まで電卓を叩く——従業員が20人を超えたあたりから、この勤怠の事務はミスも手間も一気に増えます。1人あたり月額200〜300円台のクラウド勤怠を入れれば、打刻から集計・給与連携までが自動になり、月末の数時間がほぼゼロに近づきます。

問題は「どれを選ぶか」です。打刻方法、料金体系、給与ソフトとの連携、法改正への対応——比べる軸が多く、各社のサイトを見ても自社にいくらかかるのか分かりにくい。そこで本記事では、中小企業でよく候補に挙がるジョブカン勤怠管理・KING OF TIME・タッチオンタイム・ジンジャー勤怠の4社を、各社公式の料金で実額比較し、規模・働き方ごとの結論まで踏み込みます。

※料金・機能・法対応は改定され得ます。本記事は2026年6月時点の各社公式情報をもとにした選び方の整理です。契約前の最新仕様は必ず公式サイトでご確認ください。

まず結論:タイプ別おすすめ

会社規模と働き方に合う勤怠管理システム4タイプの選び分け

選定に時間をかけられない方向けに、先に結論をまとめます。

  • コストと無料で試したさ重視・10名以下ジョブカン勤怠管理。10名まで無料プランがあり、使う機能の分だけ1人200円から積み上げる料金で、小さく始めやすい。
  • 全機能をシンプルな料金で使いたい・打刻方法を幅広く選びたいKING OF TIME。1人月額300円で勤怠から給与計算まで全部入り。IC・指紋・顔認証・GPSと打刻の選択肢が最も広い。
  • 最低利用人数の縛りなく数名から始めたい・打刻機の安定性重視タッチオンタイム。1人300円・全機能込みで、最低利用人数なし。指ハイブリッド認証など打刻デバイスに定評。
  • 採用・労務・給与までまとめてクラウド化したい・10名以上ジンジャー勤怠。勤怠は1人300円〜。同じjinjerシリーズで人事労務・給与まで横展開しやすい。

迷ったら、4社とも初期費用0円・30日前後の無料トライアルがあるので、本命2つを実際に1〜2部署で打刻してから決めるのが失敗しません。

勤怠管理システムでできること

勤怠管理システムの打刻・集計・シフト休暇・給与連携・客観記録の流れ

紙のタイムカードや手作業のExcelと比べて、クラウド勤怠が肩代わりするのは次の業務です。

  • 打刻:スマホGPS・PC・ICカード・指静脈・顔認証など、複数の方法から選べる
  • 自動集計:労働時間・残業・深夜・休日労働・有給を、締めボタン一つで集計
  • シフト・休暇管理:シフト作成、有給の申請と承認、残日数の自動管理
  • アラート:残業超過の予兆や打刻漏れを、本人と管理者へ自動通知
  • 給与・労務連携:確定した勤怠データを給与計算ソフトへそのまま連携
  • 客観的記録の保存:出退勤の記録を改ざんしにくい形で保存し、後から確認できる

特に効果が大きいのは、集計と給与連携の自動化です。20人分の残業計算を手作業でやれば毎月数時間かかりますが、システムなら締め処理が数分で終わり、そのデータが給与計算へ流れます。

主要4社の料金を実額比較

勤怠管理システムの料金を機能範囲・将来人数・運用負荷で比較する図

中小企業向けクラウド勤怠は、1人あたり月額200〜300円台・初期費用0円が相場です。各社公式の料金を整理しました。

システム1人あたり月額(税抜)初期費用無料プラン/トライアル最低利用
ジョブカン勤怠管理200円〜500円(使う機能数で変動)0円10名まで無料プラン+30日全機能トライアル月額最低2,000円
KING OF TIME300円(全機能込み)0円30日間最低利用人数なし
タッチオンタイム300円(全機能込み)0円30日間最低利用人数なし
ジンジャー勤怠300円〜要問い合わせ(資料請求で案内)1ヶ月トライアル10名〜

※料金は2026年6月時点の各社公式サイトの公表情報です。改定されることがあるため、契約前に必ず公式サイトでご確認ください。

ポイントは料金体系の考え方の違いです。ジョブカン勤怠管理は「出勤管理・シフト管理・休暇申請管理・工数管理」の4機能から必要なものを選び、機能1つで200円、2つで300円、3つで400円、4つ全部で500円と積み上がる方式。打刻と集計だけなら1人200円で済み、無駄がありません。一方KING OF TIMEタッチオンタイムは、勤怠も給与計算もすべて込みで1人300円のワンプライス。「あとから機能を足す」を考えなくてよい分かりやすさが利点です。

ジンジャー勤怠は勤怠単体で1人300円〜。詳細料金は資料請求で案内される形式で、人事労務や給与など同シリーズの製品を組み合わせる前提なら見積もりで全体額を確認するのが確実です。

30人で試算するといくらか

仮に従業員30人で、勤怠の集計と給与連携が目的(ジョブカンは出勤管理+休暇申請の2機能=300円相当)とすると、月額の目安は次のとおりです。

  • ジョブカン勤怠管理:約9,000円(300円×30人)
  • KING OF TIME:9,000円(300円×30人)
  • タッチオンタイム:9,000円(300円×30人)
  • ジンジャー勤怠:9,000円〜(300円×30人、構成により変動)

初期費用がいずれも実質0円のため、月1万円弱で30人分の勤怠事務が自動化できる計算です。手作業の集計に毎月数時間かけている会社なら、人件費換算で十分に元が取れます。

打刻方法の比較:自社の働き方に合うか

Web・スマホ・ICカード・顔認証・共有端末・チャットの勤怠打刻方法比較

料金が横並びなら、次に差が出るのが打刻方法です。現場の従業員が無理なく毎日打てる方法があるかが、定着するかどうかを分けます。

打刻方法ジョブカンKING OF TIMEタッチオンタイムジンジャー
PC・Webブラウザ
スマホ・GPS
ICカード
指紋・指静脈
顔認証○(iPad)
LINE・Slack打刻

※対応状況は2026年6月時点の各社公式情報です。詳細・最新の対応は公式サイトでご確認ください。

働き方別に向いている打刻方法はこう整理できます。

  • 外勤・直行直帰が多い(営業・訪問サービス):スマホのGPS打刻が必須。4社とも対応し、位置情報でなりすましを防げます。
  • オフィス出社が中心:ICカード(交通系や社員証)が手軽。KING OF TIMEは指紋・指静脈・顔認証(iPad)と選択肢が最も広く、なりすまし打刻を物理的に防ぎたい現場に向きます。
  • 店舗・工場で共有端末を使う:タッチオンタイムの指ハイブリッド認証や、KING OF TIMEの専用タイムレコーダーなど、打刻機の安定性で選ぶと良いです。
  • チャットツールで完結させたい:ジョブカン勤怠管理はLINEやSlackから打刻でき、PCを開かないスタッフでも打刻のハードルが下がります。

給与・会計ソフトとの連携、法対応

勤怠データを給与会計へ連携し客観記録を確認・保管する業務フロー

勤怠の本当の効果は、確定したデータを給与計算へそのまま渡せるところにあります。主要システムはfreee・マネーフォワード・弥生などの給与ソフトやAPI連携に対応しており、毎月の転記とミスがなくなります。会計まわりを合わせて見直すなら会計ソフト徹底比較も参考にしてください。請求業務まで含めて自動化したい場合は請求書ソフトの比較も合わせてどうぞ。

法対応の面では、労働安全衛生法で労働時間の客観的把握が求められており、クラウド勤怠はこの記録を自動で残せます。残業の上限規制(月45時間など)に近づくとアラートを出す機能も各社にあり、36協定違反の予防に役立ちます。有給休暇の年5日取得義務についても、取得状況を自動で可視化できます。採用・入退社や社会保険手続きまでまとめたい場合は、労務領域に強いSmartHRの評判・特徴も検討に値します。

規模・目的別の結論

会社規模・拠点・打刻方法・成長目的に合わせた勤怠管理システムの選び方

ここまでを踏まえ、自社に当てはめやすいよう場面別に結論を出します。

  • 〜10名で、まず無料で始めたい → ジョブカン勤怠管理の無料プラン。10名まで費用ゼロで打刻と集計を試せます。人数が増えたら有料へ移行。
  • 数名〜数十名で、最低利用人数の縛りを避けたい → タッチオンタイム。最低利用人数がなく、使った人数分だけの課金で全機能が使えます。
  • 打刻方法を幅広く選びたい・全機能を一律料金で → KING OF TIME。1人300円で勤怠から給与計算まで込み、IC・生体・顔・GPSと打刻の幅が最大。
  • コストを機能単位で最適化したい → ジョブカン勤怠管理。打刻と集計だけなら1人200円から。後から工数管理などを足せます。
  • 採用・労務・給与まで一気通貫でクラウド化したい → ジンジャー勤怠。同シリーズで人事労務・給与へ広げられ、バックオフィス全体を一社にまとめられます。

勤怠だけ効率化したいのか、労務・給与まで含めたいのか」で方向性が決まります。前者なら勤怠特化のジョブカン・タッチオンタイム、後者ならKING OF TIME(給与計算込み)やジンジャー(シリーズ展開)が候補です。

導入手順とよくある失敗

勤怠管理システムの要件整理・実利用者テスト・試験導入・展開の手順

導入は次の流れで進めると無理がありません。

  1. 現状の棚卸し:従業員数・雇用形態・打刻したい場所(オフィス/外勤/店舗)・使っている給与ソフトを書き出す。
  2. 本命2社を無料トライアル:30日間、実際に現場の数名で打刻してもらう。管理者の集計画面だけでなく、現場の使い勝手を見る。
  3. 就業規則を反映:残業・休憩・休暇のルールを設定し、自社の規則どおりに集計されるか確認。
  4. 一部部署で先行運用:1〜2部署で1ヶ月運用し、問題を潰してから全社展開。

つまずきやすいのは次の3点です。

  • 打刻方法を管理者目線だけで決める:現場が使いにくい方法だと打刻漏れが続発します。共有端末か個人スマホか、現場が毎日無理なく打てるかを最優先で。
  • 就業規則の設定を後回しにする:変則的なシフトやみなし残業の設定を詰めずに本番運用すると、集計値が給与とずれます。トライアル中に必ず実データで突き合わせを。
  • 給与ソフトとの連携確認を忘れる:導入後に「連携できない/フォーマットが合わない」と判明すると、結局手作業に戻ります。契約前に既存の給与・会計ソフトとの連携可否を確認しましょう。

まとめ

料金構造・打刻方法・給与連携・会社規模を確認して勤怠管理システムを選ぶ流れ

勤怠管理システムは、毎月の集計と給与連携を自動化でき、1人あたり月額200〜300円台・初期費用0円で始められる、費用対効果の見えやすい領域です。4社とも基本機能は揃っているため、決め手になるのは料金体系の合い方・打刻方法・給与ソフト連携・規模の4点。10名以下ならジョブカンの無料プラン、最低人数の縛りを避けたいならタッチオンタイム、打刻の幅と一律料金ならKING OF TIME、労務まで広げるならジンジャーが軸になります。本命2社を無料トライアルで現場が触り、就業規則どおりに集計できるかを確かめてから決めてください。

勤怠だけでなくバックオフィス全体の効率化を相談したい場合は、業務の棚卸しから自社に合うツール選定・運用設計まで一緒に組み立てられます。お気軽にご相談ください

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よくある質問

勤怠管理システムの料金は1人あたりいくらが相場?

クラウド勤怠の中小企業向けは、1人あたり月額200〜300円台が中心です。KING OF TIMEとタッチオンタイムは全機能込みで1人300円、ジョブカン勤怠管理は使う機能の数で200〜500円、ジンジャー勤怠は300円〜です。多くが初期費用0円のため、人数分の月額がほぼそのまま総額になります。(料金は2026年6月時点の各社公式情報)

無料で使える勤怠管理システムはある?

ジョブカン勤怠管理は従業員10名までなら無料プランを期間無制限で使えます(データ保証は直近30日分など制限あり)。完全無料での恒久利用は10名以下が現実的で、それ以上の人数や本格運用なら、まず各社の30日間無料トライアルで使い勝手を試すのがおすすめです。

今使っている給与計算ソフトと連携できる?

主要システムは、freee・マネーフォワード・弥生などの給与計算ソフトやAPI連携に対応しています。勤怠データをそのまま給与計算へ渡せると、毎月の転記作業とミスがなくなります。既に使う給与・会計ソフトが決まっているなら、その連携可否を最優先で確認しましょう。

シフト勤務やテレワーク、直行直帰にも対応できる?

対応できます。スマホのGPS打刻で外勤や直行直帰の位置を記録でき、LINEやSlackからの打刻、PCログオン連動、ICカードや顔認証など打刻方法も選べます。自社の働き方に合う打刻方法があるかを基準に選ぶと失敗しにくいです。

他社の勤怠システムから乗り換えるのは大変?

従業員マスタや勤務区分の登録は必要ですが、CSV取り込みや初期設定サポートを用意する製品が多く、数十人規模なら数週間で移行できます。まず一部の部署で試し、就業規則どおりに集計できるか確認してから全社展開すると、設定ミスのリスクを抑えられます。